新宿区立津久戸小学校 出前授業 実施報告

 11月1日、新宿区立津久戸小学校で5年生2クラスを対象に出前授業を行いました。事務局の横田が講師となり、大山がだしの試飲を担当しました。
 45分の授業は、前半は和食って何だろうという問いかけから始め、ユネスコに登録された「和食」の特徴を学びました。後半は、「和食」の味わいの要となる「だし」のうま味について説明した後、昆布と鰹節の合わせだしを試飲して、香りや色、味わいを感じてもらいました。
 子どもたちは、元気良く、東京の郷土料理や五節供・行事食の質問にも、多くの手が挙がりました。その中、「素麺を七夕の節供に食べる」と答えが返ってきたことに驚きを感じました。後半の昆布と鰹節合わせだしの試飲では、香りを嗅ぎ、色を見た段階から、「美味しそう」という声が挙がり、その後、じっくりとだしのうま味を味わいました。試飲後には、「もっと飲みたい」「おかわりしたい」等の感想が多く聞かれ、皆、だしの美味しさに満足した様子でした。
 元気で意識の高い5年生でとても楽しく、充実した授業となりました。更なる「和食」への興味・関心の高まりに繋がれば幸いです。
 最後に、今回の出前授業を企画から準備までご協力いただきました渡邉先生をはじめ津久戸小学校教職員の皆様に、御礼申し上げます。