旬
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北斎の「神奈川沖浪裏」の押送船、初鰹を急いで運んでいるようです。はしり・さかり・なごり、と「旬」を分けているのは日本くらいなようです。
「旬」に敏感で大事にしてきたことが窺えます。
「和食」のつぼ Vol.2
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北斎の「神奈川沖浪裏」の押送船、初鰹を急いで運んでいるようです。はしり・さかり・なごり、と「旬」を分けているのは日本くらいなようです。
「旬」に敏感で大事にしてきたことが窺えます。
「春苦味、夏は酢の物、秋は辛味、冬は脂肪と合点して食え」とは、「食育」の提唱者「石塚左玄」の言葉。旬のもの、その土地のものを食べることの大切さを教えてくれます。今回からは、「旬」鵜飼様のお話です。
さらす・放す・切る・割る、水を使う言葉。
色止め・湯むき・霜降り、水を使う手法。
水でひと手間。料理も一段階上がりそうです。
無味無臭な水ですが、色々な水を飲み比べてみると味の違いがあります。
美味しいと感じる水にはどんな秘密があるのでしょう。
水の専門家にお聞きします。
食品を輸入するということは、水資源の豊かな日本でも水を輸入しているということになるようです。
遠い国の干ばつや大雨もひとごとではありません。
「水の惑星」と呼ばれる地球ですが、人が利用しやすい水の量は、水全体の約0.01%でしかないようです。
今月からは、大切な水のお話です。