「和食」のつぼ Vol.2

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伝統野菜
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春に皇居のお濠土手に可憐な花の群生があるそう。
後に「江戸城濠大根」と名付けられたのです。
多摩川土手でも花を見ます。
ハマダイコン、花の絨毯が広がっています。


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「今日は初物の鰹」「今が一番おいしい」「新たまねぎは今年最後」などと話しながら、家族や仲間と「旬」をいただきます。「旬」のものを未来も食べられるよう子どもたちにも伝えてゆきたいです。


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10日という意味の「旬」。10日で若竹になってしまうことから、旬に竹冠で筍。
「旬」のものの美味しさを逃さずにいただきたいものです。


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北斎の「神奈川沖浪裏」の押送船、初鰹を急いで運んでいるようです。はしり・さかり・なごり、と「旬」を分けているのは日本くらいなようです。
「旬」に敏感で大事にしてきたことが窺えます。


−1−

「春苦味、夏は酢の物、秋は辛味、冬は脂肪と合点して食え」とは、「食育」の提唱者「石塚左玄」の言葉。旬のもの、その土地のものを食べることの大切さを教えてくれます。今回からは、「旬」鵜飼様のお話です。

水 
−料理と水②−

さらす・放す・切る・割る、水を使う言葉。
色止め・湯むき・霜降り、水を使う手法。
水でひと手間。料理も一段階上がりそうです。

水 
−料理と水①−

無味無臭な水ですが、色々な水を飲み比べてみると味の違いがあります。
美味しいと感じる水にはどんな秘密があるのでしょう。
水の専門家にお聞きします。

水 
−水と自然②−

食品を輸入するということは、水資源の豊かな日本でも水を輸入しているということになるようです。
遠い国の干ばつや大雨もひとごとではありません。

水 
−水と自然①−

「水の惑星」と呼ばれる地球ですが、人が利用しやすい水の量は、水全体の約0.01%でしかないようです。
今月からは、大切な水のお話です。