東京都 アスクひばりヶ丘保育園 出前授業報告

 2025年2月14日、アスクひばりヶ丘保育園2クラス36名(4歳児・5歳児)に対して、「一汁三菜 日々の配膳とマナーを知ろう!」をテーマに、和食会議会員 食空間コーディネーター資格認定講師・食卓文化研究家 長尾典子様が講師となり、出前授業を行いました。
 最初に、「和食」って何だろう?から始まり、日本ならではの米・野菜・魚など多様な食材について伝えました。そして紙芝居を使い、「和食」には様々な人たちが関わっていること、「いただきます」「ごちそうさま」は、食べ物やそれを作ってくれた人たちへの感謝の気持ちを表すことばであることをお話しました。
 次に、「和食」の配膳について説明しました。子どもたちは事前に作った各自のランチョンマットを机の上に敷き、ご飯茶碗、汁椀、皿、お箸などを正しく並べ、体験を通じ楽しく学びました。また、一人一人が折り紙を使って箸置きを作り、使い方を知ることができました。その様子はいきいきとして、とても満足気でした。
 最後に、「いただきます」の時に大切な良い姿勢で、皆揃ってご挨拶し出前授業は終了いたしました。
 「和食離れ」と言われている昨今、体験を通じて、子どもたちが幼児期から和食文化の正しい知識に触れるよいきっかけになったと感じます。先生方も含め、この日学んだことが多くの人たちに伝わっていくことを願います。
 最後に準備から当日の運営にご協力いただきました、アスクひばりヶ丘保育園の先生方に御礼申し上げます。