令和2年11月24日、東京都千代田区立富士見小学校にて「和食の日」特別出前授業と和食給食を実施しました。
1時間目、2時間目は、5年1組、2組に対して、和食会議の田島専務理事が「『和食』って何だろう?」をテーマに授業を行いました。授業の冒頭に小池東京都知事からのビデオメッセージが流され、児童からは驚きと喜びの声が上がっていました。
授業の内容は、食事としての和食の広がりを整理し、ユネスコに登録された「和食」の4つの特徴、だしや発酵調味料、調理法や調理道具など和食文化を支えるものの説明が行われました。
3時間目は、6年2組に対して、三信化工株式会社学校文化担当チーフ海老原誠治氏から「大切にする思いのかたち」をテーマに授業を行っていただきました。他文化の尊重、自然への畏怖(水と季節の移ろい、風土)、人を大切にするかたち、「いただきます」の意味についての説明がありました。
給食の時間には、6年2組がランチルームに集合し、和食器を使って給食をいただきました。農林水産省より葉梨副大臣、池山審議官、小宮食文化室長を迎え、一緒に給食を喫食しました。
献立は、ご飯、のっぺい汁、鮭塩焼き、小松菜(東京産)と白菜の磯和え、大豆とじゃこの甘辛あげ、金平糖と衛生ボーロ、牛乳でした。葉梨副大臣の「いただきます」の発声にはじまり、途中副大臣や審議官、田島専務への質問コーナーもあって大いに盛り上がり、最後に田島専務理事の「ごちそうさま」で終了となりました。