2月6日、大田区立東調布第一小学校で5年生3クラスを対象に出前授業を行いました。講師は、事務局の稲田・横田が担当しました。45分の授業は、前半は和食って何だろうという問いかけから始め、ユネスコに登録された「和食」の特徴を学びました。後半は、「和食」の味わいの要となる「だし」のうま味について説明した後、昆布と鰹節の合わせだしを試飲して、香りや色、味わいを感じてもらいました。
子どもたちは、元気良く、東京の郷土料理や五節供・行事食の質問にも、多くの手が挙がりました。その中、「素麺を七夕の節供に食べる」や「9月は、重陽の節供」と答えが返ってきたことに驚きを感じました。後半の昆布と鰹節合わせだしの試飲では、香りを嗅ぎ、色を見た段階から、「美味しそう」という声が挙がり、その後、じっくりとだしのうま味を味わいました。試飲後には、「もっと飲みたい」「おかわりしたい」等の感想が多く聞かれ、皆、だしの美味しさに満足した様子でした。
元気で意識の高い5年生でとても楽しく、充実した授業となりました。今年度、5学年全体で「和食」をテーマに学びを重ねているとのこと。更なる「和食」への興味・関心の高まりに繋がれば幸いです。