福岡市立弥永小学校 出前授業 実施報告

 10月31日、福岡市立弥永小学校で出前授業を行いました。
5年生42名を対象に、東洋大学食環境科学部・食環境科学科准教授/和食会議、調査・研究部会幹事の露久保美夏氏が講師となり授業を行いました。
 【「和食」と「だし」】をテーマに、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」の特徴について、多様な食材や調理技術が用いられること、米を中心とした献立構成と栄養バランス、だし食材の原料などに関して触れました。
 日常の中で無意識ながらも親しんできた和食文化に対する新たな気づきも様々あったことと思われます。だしの話を行う際には、昆布と鰹節の合わせだしを目の前でひき、立ち上る香りを感じながら味わい体験を行いました。見た目や香り、口に含んだ時、飲んだ後などに感じたことを多くの言葉で表現しながらお互いに共有しました。
 今回の授業により、和食文化に対する関心が高まることを期待いたします。
 最後に今回、企画・準備から当日の運営とサポートいただきました、福岡市立弥永小学校の今村理恵様に御礼申し上げます。