下記3小学校で「料理人による出前授業」を開催しました。
講師は、新潟調理師専門学校鍵冨茂先生です。
・10月18日(水) 新潟市立新通小学校5年生 2クラス(37名・36名) 合計73名
・10月19日(木) 新潟市立鏡淵小学校5・6年生 2クラス(37名・36名) 合計73名
・10月23日(月) 新潟市立漆山小学校5年生 1クラス(29名)
以下鍵冨先生からの報告書です。
授業内容
・前半約25分はパワーポイント(和食会議の物を使用)を使って和食の説明及び出汁の引き方の説明(小学生にはレジュメを事前配布)
・後半20分は昆布出汁と一番出汁の試飲
小松菜の浸し試食2種(①水・味醂・薄口醬油・塩に浸した物 ②出汁・味醂・薄口醬油・塩に浸した物)
出汁巻き卵と卵焼きの試食
授業風景
・パワーポイントを使っての授業では内容から生徒に質問を問いかけると答えが返ってきたり、驚きの声が上がったりと和食についての興味と認知度が上がったと感じた
・昆布出汁の試飲では「まずい」「海の味」「昆布臭い」などの声があがった。その後引き立ての吸出汁を試飲すると全員が美味しいと声を上げ、盛り上がった
・小松菜の試食は9割の生徒が出汁を使った浸しが美味しいと声を上げ、更に盛り上がった
・出汁巻き卵と甘い卵焼きの試食は1対4程の割合で好みが別れた
・鏡淵小学校では新潟日報(地元紙)の取材を受けた
感想
・45分の授業ではあるが充分に和食について伝えることができたと思う
・一番出汁を引く時は鰹節が踊っている、いい香りなどと盛り上がった
・試飲、試食があることによって出汁の認識がかなり上がったと思う
・各小学校の校長先生から「子供たちが出前授業をとても楽しみにしていた」、「次年度もお願いしたい」とのお話があった
・新通・鏡淵小学校は2クラス続けての授業だったが、今回は休憩時間が20分あったとこと、栄養教諭の方が積極的に手伝っていただいたのでスムーズに授業を進めることができた