神戸市立美賀多台小学校 出前授業報告

 10月16日、神戸市立美賀多台小学校で出前授業を行いました。
5年生2クラスを対象に、東洋大学食環境科学部・食環境科学科准教授/和食会議 調査・研究部会幹事の露久保美夏氏が講師となり授業を行いました。
 前半は、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」の特徴について触れ、多様な食材や調理技術が用いられること、米を中心とした献立構成と配膳の方法、だしについて取り上げ、和食への理解を深めました。その後、鰹節だしと昆布だしを味わい、さらに2種類のだしを混ぜ合わせて味わう活動を行いました。
続いて、ご飯と味噌汁の調理実習を行いました。自分たちで昆布と鰹節の合わせだしをとってほうれん草と油揚げの味噌汁を作り、取り出した昆布と鰹節を用いてつくだ煮も調理しました。ご飯は中が見える鍋を用いて変化する様子を観察しながら炊飯を行いました。
 積極的に調理に関わり,食べた感想を多くの言葉で表現しながら味わう姿が印象的でした。
今回の授業により、和食文化に対する興味関心や親近感がより一層増すことを期待いたします。
 最後に今回、企画・準備から当日の運営とサポートいただきました、神戸市立美賀多台小学校の皆様に御礼申し上げます。