アスクとねり保育園 出前授業報告

 2023年1月23日(月)アスクとねり保育園(園児9、保護者8名)に対して、「「和食」って何だろう?」をテーマに、出前授業(和食のお話・鰹節削り体験・鰹と昆布の合せだしを試飲)を実施いたしました。講師は事務局から武田と横田が務めました。
 まず、授業は、子どもたちに分かりやすく和食を6つの特徴に分けて、ひとつひとつクイズ形式で質問しながら説明をしました。1つめの特徴として「ごはんを中心とした食事」の説明の中での、ご飯とお味噌汁の配膳の位置については、多くの子どもたちが、正しく理解していました。2つめは、旬の食べ物の理解として、スイカ、さつま芋、イチゴ、大根を例に出し、質問した処、ヒントを聞きながらも、美味しく食べられる季節を間違えずに答えていました。その他、栄養バランスの良さ、おはしの正しい使いかた、お正月や、節分、桃の節供等の行事と和食のつながり、そして、最後に「だし」について興味深く学びました。
 お話の次は、実際に鰹節を手にとり削り器を使って、‟鰹節削り体験“をしました。見て触るのは皆、初めてでしたが、先生や保護者の方と一緒に一生懸命削っていました。
 削り体験後は、鰹と昆布の合せだしを試飲。全員がおいしそうに最後まで飲み干していました。また、保護者の方も同様においしそうに飲んでいただきました。
 授業を通して子どもたちは、最初から最後まで元気よく、積極的にクイズに答えたり、鰹節を削ったり、試飲をしたりと楽しそうに和食について学んでいました。授業の最後に、先生から、鰹や昆布のだしを使った給食が出された時、今日のお話を思いだして食べてくださいとお話があり、出前授業は終了いたしました。