2020年12月2日港北区にある横浜市立高田小学校で出前授業を行いました。高田小学校は開校146周年の歴史のある小学校で、周囲に畑や雑木林も残る丘の上にあります。
座席の間隔を空けるため5年生2クラス79名の児童には3つの組に分れてもらい、それぞれ1校時(45分)の授業を行いました。
講師は、調査・研究部会幹事の露久保美夏さんです。出前授業の前半は、ユネスコに無形文化遺産として登録された「和食」の特色が、素材や作り方、食べるマナーなど7つの視点でまとめられ、分りやすく説明されました。
後半は、昆布と鰹節の合わせだしを試飲し、香りや色、そして味わいを感じてもらいました。続けて、味噌を煮干しのだしに溶いた汁と、白湯に溶いたものとの飲み比べを行いました。それぞれの違いを体感し、何人かに発表してもらって、それぞれ味の感じ方に違いがあることも共有しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止対応のため、家庭科授業での調理実習が難しい状況のもと、皆さんに出前授業を喜んでいただくことができました。