特定非営利活動法人国際生命科学研究機構(ILSI Japan)新共同研究講座のご案内

 ILSI Japanは、米国に本部を置くInternational Life Science Institute(ILSI)の日本支部として1981年に設立された特定非営利活動法人(NPO)です。食品メーカーを中心とする約50社の企業会員とアカデミアとの連携により、社会への貢献を目的に、科学をベースとした栄養・健康・安全・環境に関する調査、研究、科学情報の発信などの活動を行っています。
 昨年10月に「プレシジョン・ニュートリションが拓く、健康の未来」をキーテーマとして、ILSI Japan主催による第8回栄養とエイジング国際会議を開催し、超高齢社会における栄養と健康に関して、ヒトビッグデータと人工知能(AI)を活用した健康影響因子のパターン化およびパターン化した因子間の因果関係解析とプレシジョン・ニュートリションへの応用に関して、世界最先端の研究知見が紹介され、今後に向けた更なる重要性が議論されました。その内容はまさに食の次世代機能研究とその社会実装のパラダイム転換を示唆するものでした。
 疾病の予防、QOLの改善に真に貢献する食の次世代機能研究の重要性は、世界的な高齢化の進展と顕在化した医療の限界から、今後ますます高まっていくと思われます。世界に先駆け超高齢社会を迎えた長寿国日本こそが、この分野をリードし、その成果を我が国のみならず世界の人々に提供することをぜひとも目指すべきと考えます。
 このような背景のもと、ILSI Japanは、当該分野で卓越したねらいと先行の強みを有する研究機関との共同研究講座を開設し、賛同する企業の出資と協働により、世界をリードできる食の次世代機能性研究のベースづくりを行うことを提案するに至り、この度、国立研究開発法人医療基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所および東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)の両研究機関と、それぞれ「ILSI Japan AI栄養機能プロジェクト」、「ILSI Japan AIディアトロフィ研究部門」と命名した新共同研究講座を設立し、企業の参加を募集することになりました。

 AI(人工知能)を用いることで、科学論文を基に和食の指標の明確化や現在の日本食の健康有用性の評価の検討を行うこともできるようになると考えております。

 新共同研究講座の概要のご紹介やお申し込み方法については、下記の応募サイトからご覧いただけます。新共同研究講座の趣旨と内容を十分ご理解いただくとともに、食品企業にとどまらず、それ以外の多分野からご関心のある多くの企業様にご参加をいただければ幸いと存じます。

(新共同研究講座の応募サイト)
ILSI Japan 新共同研究講座の開設と参加募集のお知らせ
    http://www.ilsijapan.org/ILSIJapan/COM/AI/AI2020.php

特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構(ILSI Japan)
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担当:ILSI Japan 事務局 大塚、中村