1月14日(火)東京都江東区にある東京都立大塚ろう学校城東分教室おいて、ユネスコに登録された「和食」をテーマに、和食会議事務局による和食文化のお話しと「だし」のうま味を体験する出前授業が行われました。
東京都は都内の公立幼稚園、小・中学校、特別支援学校などを対象に、日本人としての自覚と誇りを持ち、多様性を尊重し、共生社会の実現や国際感覚を備えた人間育成をめざして教育に取り組んでいます。和食会議はこの趣旨に賛同して、東京都と連携を取りながら出前授業というかたちでお手伝いをさせていただいています。今回はその第一回目として実施したものです。
授業は午後の2校時通しの90分を使い、担任の先生の手話通訳を交えて丁寧に行われました。特に実際に見る、触る、匂いを嗅ぐ、味わってみるというところに重点を置いて進められました。だしやみそ汁の試飲では、子どもたちの鋭い感覚を垣間見ることができました。今回の出前授業の体験を通して、食べものや料理だけでない和食文化の一端に触れることができたものと思います。