10月18日(金)東京都江東区の東砂小学校において、和食会議調査・研究部会幹事の露久保美夏先生による出前授業が行われました。東砂小学校は都営新宿線東大島駅から程近いマンションが林立する人口密度の高い住宅地にあります。
出前授業は2時限通しの90分で、5年生2クラス、合計45名の元気で活発な児童とその保護者の皆さんが参加して和食文化に触れました。
 今回の出前授業では、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」が、単に料理だけでなく、文化=日本人の伝統的な食文化を意味すること、「和食」にはいくつかの特徴があることなどを学びました。具体的には、食事の前後に感謝を表す「いただきます」「ごちそうさま」と言う日本独自の習慣や箸づかい、四季があり旬がある日本ならではの豊富な食材や調理法、季節感を活かした盛り付けやしつらいなどに言及しました。  
 休憩を挟んで後半はうま味の体験を通じてだしの重要性について学びました。和食会議の田島事務局長が調理を担当し、昆布だし、かつおだしをそれぞれ単独で味わった後、2つを合わせてうま味の相乗効果を体感しました。また、同量のお湯とじっくりと取ったにぼしだしにそれぞれ等量の味噌を溶いたものを飲み比べて味の違いを感じ、だしの効果を実感しました。その後児童一人ひとりに煮干しを頭、はらわた、身に解体してもらいそれぞれを味わってもらいました。
 児童のみなさんはもちろん保護者の皆さんも、改めてだしのうま味とその役割についてしっかりと認識して授業を終了しました。

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