2018年10月10日(水)13時30分より、秋葉原の富士ソフトアキバプラザにて、平成30年度第1回技・知恵部会と併せて第1回講演会を開催致しました。

1.日時 平成30年10月10日(水)
2.場所 秋葉原富士ソフトアキバプラザ5階レセプションルーム
3.内容
  13:30~14:00 第一回技・知恵部会
   ・平成30年度 役員の紹介
   ・平成29年度活動報告と平成30年度事業計画
   ・質疑
   ・来賓挨拶 農林水産省食料産業局食文化・市場開拓課和食室 五十嵐麻衣子様
  14:15~16:00 第一回講演会
   ・演題「菊の食文化について」
     講師 小笠原 宣好氏(山形大学農学部食料生命環境学科准教授)
   ・演題「菊の料理(基本料理と創作料理)試食」と菊の料理のお話
     講師 村田 吉弘技・知恵部会長
     料理:赤坂菊乃井、日本料理一灯
   ・演題 「和食と日本酒」(菊料理に合う日本酒の試飲)
     講師 濱田 由紀雄氏 日本酒造組合中央会理事   
   
 技・知恵部会は、村田副会長兼技知・恵部会長からのご挨拶で始まりました。
 まず、平成30年度の役員の紹介があり、次に平成29年度の事業の活動報告と平成30年度事業計画の報告がなされました。
平成30年度は、大きく3つの事業を計画的に実行していくことを報告致しました。主な取り組みとしては、地域の特徴的な技術と食材の視察・研修、食の技術を活かした実演も交えた講演会の開催、そして専門技術を有する調理人を中心に小・中学校への「だしの出前授業」の全国展開3つです。
新たな活動である「五節供」へは、五節供の料理の再現、創作メニュー開発に協力していくとの報告をありました。
 質疑の後、農林水産省食料産業局食文化・市場開拓課和食室の五十嵐麻衣子様よりご挨拶を頂き終了致しました。

 次に、第一回講演会は、三人の講師をお招きし旬の食用菊をテーマに講演を行いました。
 まず山形大学農学部食料生命環境学科の小笠原宣好准教授より「菊の食文化について~旬の食用菊のお話~」のテーマで講演を頂きました。この講演では、食用菊を深く知ることを目的に、現在の生産県・生産量の実際、食用菊のルーツ、季節による菊の種類、そして生産県である山形県、新潟県の食用菊の紹介と名前の由来など、幅広くお話を頂きました。

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 次に、村田吉弘技・知恵部会長から「菊にまつわる和食の話」と技・知恵部会ならではの菊の節供にちなんだ料理の試食を行いました。
重陽の節供には欠かせない料理である「菊花と菊菜のお浸し」創作料理として「菊花と鱧の子の煮凝り凍り」「二色の菊の手まり寿司」の三品を赤坂菊乃井、日本料理一灯のご協力を頂き参加の皆さんに堪能して頂きました。
食用菊は、山形県農林水産部第6次産業推進課から代表的品種「もってのほか」を、新潟県一重菊「花嫁」プロジェクト様からは、ピンクの一重菊「花嫁」を頂き今回の料理に活かしました。

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 そして、最後には、日本酒造組合中央会の濱田由紀雄理事による「和食と日本酒」をテーマにした講演をお聞き致しました。主要穀物であるコメを主原料にする日本酒が世界でもまれなものであり、日本の気候・風土がなければ、この素晴らしい日本酒は作れないことなどの貴重なお話を伺い、その後、製法の違う三品のお酒の試飲を行いました。

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 技・知恵部会としては、今後も、五節供との関わり、地域の良き食材の発掘・深堀、料理の技術を発揮した実演も交えた講演会を、継続して積極的に展開して参ります。