12月4日(日)、全国「和食」連絡会議第2回交流会『1204和食セッション』~次代に繋ぐ和食の集い~が開催されました。

『1204和食セッション』は、全国各地での和食の保護継承に携わっている会員内外の企業・団体・個人の活動について、発表・情報公開し、双方向に交流する場を通じて協力・支援などが行われ、和食文化の保護継承活動が活発となり、しいては国民運動となっていくことを目指しています。

<実施概要>
日時:2016年12月4日(日)
   11:30~12:30 ランチョンミーティング
   13:00~17:00 1204和食セッション
場所:永田町JA共済ビルカンファレンスホール
式次第:開会宣言
    特別来賓挨拶 
    伏木会長代行挨拶
    来賓挨拶 
    江原副会長挨拶
    服部議長宣言
    和食の保護継承・未来へつなぐ活動の紹介・発表(4組)
    ワークセッション
    閉会挨拶

<内容>
●会員限定ランチョンミーティング
 第2回和食セッションの開催にあたり、和食会議会員限定ランチョンミーティングを実施しました。和食会議役員と一緒に昼食を摂り、日々の活動や意見などについて会員同士が交流しました。
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                       ランチョンミーティングの様子

●1204和食セッション
<特別来賓挨拶 小泉進次郎衆議院議員>
農林部会長としての想いや幸せな食事とは何だろうかということについて、またご自身の経験を交えながら和食を繋ぐことに対する想いをお話し下さいました。
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<伏木会長代行挨拶>
近年の和食の状況について海外での位置づけなどを含めながら、今後の目指したい和食の姿と和食会議の活動についてお話されました。
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<来賓挨拶 農林水産省食料産業局食文化・市場開拓課和食室 西経子室長>
農林水産省として、特に子どもを育てている世代やこれから家庭を持つ世代に和食文化を伝える活動を行っていることや様々な分野の方と連携して和食文化を繋げていくことへの想いをお話されました。
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<来賓挨拶 竹上真人松阪市長>
有名な松阪牛の話を通して和食の持つ力は大きいと実感していること、和食文化をぜひとも広げていきたいということをお話されました。
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<江原副会長挨拶>
幼いころからの家族、家庭での経験は心の中に残り、和食文化の大事な要素であること、目には見えない食の部分をどのように繋げていくかについて考えていきたいということをお話されました。
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<服部議長宣言>
和食料理人育成や海外に対する和食の普及などについて、これまでの活動を踏まえて今後どのようにしたらよいかという想いをお話されました。
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<和食の保護継承・未来へつなぐ活動の紹介・発表>
事例発表①
「IWCチャンピオン酒と和食・和菓子のマリア―ジュ」
仲野益美氏 出羽桜酒造株式会社 代表取締役社長
森田隼人氏 「六花界」オーナーシェフ
松本宗己氏 土佐酒造株式会社 代表取締役

仲野氏は、出羽桜酒造の歴史をはじめ、酒造りにかける情熱や日本酒の輸出の動向、海外からの訪問者に対して行う酒造見学の様子などについて紹介されました。試飲ではインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2016 SAKE部門で「チャンピオンサケ」に選ばれた出羽の里に加え、一路が提供されました。
森田氏は、日本酒に合う和牛料理としてこの日のために用意した「イチボの低温料理と日本酒で炊いたお米」と「吟醸燻製のレバーで包んだ鯖と季節の果物」についてお話されました。
松本氏は、現在の場所で酒造りを行うことになったきっかけや、 IWC 2016 スパークリングサケ部門最高トロフィー酒を受賞した「匠」が生まれた経緯などについてお話されました。試飲では匠に合わせて高知県産文旦を使用した和菓子「土佐文旦の冬衣」が提供されました。
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               仲野氏                         森田氏
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               松本氏                         会場の様子

事例発表②
「ユネスコ食文化創造都市・鶴岡の和食保護・継承活動」
秋葉敏郎氏 鶴岡市企画部政策企画課 主幹 食文化推進室室長

自然の営みを大切に、先人たちの知恵が創り出した伝統農法によって守られてきた在来作物や、四季折々に受け継がれてきた郷土料理の数々について、日本初のユネスコ食文化創造都市となった鶴岡の和食文化についてお話されました。
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事例発表③
「初開催!静岡県磐田地区交流会実施報告」
山下啓代氏 食育指導士 
NPO法人キャリア教育研究所ドリームゲート副代表理事
みんなでうさぎ山を楽しむ会事務局

地域で和食文化の保護・継承活動をしている方々の発掘とネットワークづくりを目的に、静岡県磐田地区で開催された交流会の実施報告がなされました。参加者の生の声、保護・継承活動の実態と課題をお話されました。
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事例発表④
「和食文化とインバウンド対策」
杉山尚美氏 株式会社ぐるなび執行役員 
営業本部加盟店営業部門ブロック長兼企画開発本部海外拠点事業推進室長

年々増加する訪日外国人市場(インバウンド)の中で「和食」はどのように関与していくのかについて、メニュー翻訳やハラール対応とは違った視点で「和食」とインバウンドを繋ぐ取り組みを紹介されました。
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<ワークセッション>
試食・試飲を通して生産者と参加者が活発に交流を行いました。

―出展―
出羽桜酒造+六花界:日本酒+和牛料理
土佐酒造+入江氏:スパークリング酒+和菓子
江戸ソバリエ協会:そば打ち実演・試食
江戸東京野菜コンシェルジュ協会:江戸野菜
千葉伝統郷土料理研究会:うるち米を使った餅
松阪市:ローストビーフ(調理協力:服部栄養専門学校)
角谷文治郎商店:みりん・梅酒試飲
―展示―
鶴岡市・ぐるなび・磐田地区交流会

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                        千葉伝統郷土料理研究会

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                         江戸ソバリエ協会

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                         出羽桜酒造+六花界

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                      江戸東京野菜コンシェルジュ協会

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                         土佐酒造+入江氏

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                        松阪牛のローストビーフ

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              角谷文治郎商店                      鶴岡市展示

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              ぐるなび展示                      磐田地区交流会展示

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              会場の様子                      和食文化ブックレット販売