10月6日、文京区立大塚小学校で出前授業を行いました。5年生46名を対象に、東洋大学食環境科学部・食環境科学科准教授/和食会議、調査・研究部会幹事の露久保美夏氏が講師となり授業を行いました。
【「和食って何だろう」】をテーマに前半は、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」の特徴について7つの観点から触れました。多様な食材や調理技術が用いられること、米を中心とした献立構成と配膳の方法、だし食材の原料や箸の使い方などを取り上げ、和食への理解を深めました。
だしの話を行う際には、昆布と鰹節に直に触れたり匂いを感じたりした後に目の前で合わせだしをひきながらだし食材の扱い方などの話をして、味わい体験を行いました。ひとつのだしをじっくりと味わい、各々が感じたことを発言し、だし食材から感じたこと、合わせだしから感じたことを共有し合う姿が印象的でした。
今回の授業により、和食文化に対する興味関心や親近感がより一層増すことを期待いたします。
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