会員向けイベント 「和食文化国民会議 設立10周年~感謝の集い~」実施報告

 2025年2月4日に、一般社団法人和食文化国民会議(通称:和食会議)が設立後10周年を迎えました。この記念すべき日に、「和食」の保護・継承活動を共に続けていただいた会員の皆様に感謝の意を込め、秋葉原UDXにて御礼の会を開催いたしました。(参加者:役員・理事・相談役・監事11名、企業・団体・個人会員76名)
 冒頭、来賓挨拶として、農林水産省 外食・食文化課 課長 五十嵐麻衣子様および消費者行政・食育課 参事官 横山博一様より祝辞を頂戴いたしました。

【農林水産省 五十嵐課長】
【農林水産省 横山参事官】

 続いて、熊倉名誉会長より「和食会議発足10周年を振り返って」、伏木会長より「酒と料理のマリアージュの科学 日本酒とワイン」というテーマで2つの貴重なお話をいただきました。当団体の現在までの歩みを再認識するとともに、昨年12月5日にユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」の日本酒について、食との相性という新たな文化的側面を知る機会となりました。

【熊倉名誉会長】
【伏木会長】

 懇親会では、「出会いものを楽しむ」と称し、日本酒と料理(和食・洋食・中華料理)の組み合わせを皆様に体験していただきました。日本酒14銘柄に加え、焼酎も取り揃え、味覚・感性の両面から「伝統的酒造り」の魅力を感じていただきました。和食会議「全国「和食」連絡会議」副議長の平出 淑恵氏、幹事の入江 亮子氏より日本酒を取り巻く環境、各銘柄についてのご説明があり、日本酒造組合中央会 宇都宮理事からはユネスコ無形文化遺産登録にあたってのご挨拶を頂戴しました。  
 事務局では、本イベントを当団体設立10年の歴史と重みを振り返りつつ、未来へ向け「和食」と「日本酒」が連携し合い、日本が誇る伝統文化として国内外へアピールしていく一つの契機としてまいります。会員の皆様には、引き続きご支援を賜りたく存じます。
 最後に、講演いただきました熊倉名誉会長および伏木会長、お酒のご提供をいただいた日本酒造組合中央会様と丹山酒造様、三和酒類様、また会場となった秋葉原UDXのスタッフの皆様には、準備から当日の運営にわたりご協力を賜り感謝申し上げます。

【日本酒造組合中央会 宇都宮理事】
【平出 淑恵氏】
【入江 亮子氏】