令和6年11月8日(金)、東京都国立市立国立第八小学校にて、5年生2クラス54名を対象に、出前授業を実施しました。3・4校時に2回に分けて授業が行われ、事務局の神尾が講師となり、大山がだしの試飲を担当しました。
45分の授業は、前半は「和食って人気?」「和食って何だろう?」という問いかけから始まり、子どもたちはプチ和食講座の動画を視聴しながら、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の特徴を学びました。後半は、「和食」の味わいの要となる「だし」の素材(こんぶ・かつおぶし)を実際に見て・触って・香りを感じる体験をしました。
次に「だしのうま味」について説明した後、こんぶとかつおぶしの合わせだしを試飲して、香りや色、味わいを感じてもらいました。「一番だしの引き方」の動画も確認し、自分が今飲んだ「だし」がどのように作られるのか実感をもって知ることができました。
子どもたちは、こんぶやかつおぶしの現物に触れ、「いいにおい」「魚くさい」など様々な感想があり、いきいきと新鮮な面持ちでした。後半のこんぶとかつおぶしの合わせだしの試飲では、香りを嗅ぎ、色を見た段階から、「おいしそう」という声が挙がり、その後、じっくりと「だしのうま味」を味わいました。試飲後には、「もっと飲みたい」「おかわりしたい」等の声が多数聞かれ、皆「だし」のおいしさに気付き、満足した様子でした。
元気で意識の高い5年生でとても楽しく、充実した授業となりました。これを機に更なる興味・関心を持ち、「和食の良さ」を自ら家族や友だちにも伝えていただければ、とても幸いです。
最後に、今回の出前授業を企画から準備までご協力いただきました平野先生をはじめ国立第八小学校教職員、保護者の皆様に御礼を申し上げます。