2024年11月18日(月)能登町立能都中学校1年生38名に対して、出前授業を行いました。
講師は、事務局の稲田が担当しました。
最初に「和食」を取り巻く環境について、海外からと国内からの視点で解説しました。海外での「和食」ブームに対して、国内で「和食」に対する意識が弱くなっている状況をさまざまなデータより説明しました。
次に、和食と日本食の定義について、多くの料理の写真と料理名を確認しながら解説しました。
ユネスコに登録された「和食」は、日本人の伝統的な食文化であり、単なる食事としての和食とは異なることや「和食」の4つの特徴について解説し、「和食」を支える「だし」「うま味」「発酵調味料」「水」等について説明しました。
途中で、だしの試飲や合わせだしの材料となるかつお節や昆布を見て触るなどの体験も行い、「かつお節が堅い」「昆布は海のにおいがする」など、たくさんの感想が出されました。
出前授業の準備から実施までお手伝いいただいた能登町役場の松本様やだし引きを担当していただいた食生活改善推進員の中橋様、担当いただいた濱坂先生、教職員の方々に御礼申し上げます。