11月11日(月)、12日(火)の二日間、船橋市立法典東小学校(千葉県船橋市)において、和食会議の出前授業の講座の一つである千葉県の郷土料理「太巻き祭りずしの教室」が開催されました。
講師は、団体正会員の千葉伝統郷土料理研究会 杉﨑講師、姥島講師ほか3名です。
今回の出前授業では、4年生の5クラスで太巻き祭りずし(桃の花の文様)に挑戦しました。
最初に杉崎講師より、太巻き祭りずしはもともと千葉県の上総地方でつくられ、各家庭で受け継がれてきたこと、今日の材料の海苔と米は千葉県産、ほうれん草は船橋産であること、などの講義や調理のデモンストレーションが行われました。その後、5名の講師が順番に班を回りながら丁寧に教えていただき、先生や保護者のサポートも受けながら全員が太巻き祭りずしを完成することができました。
完成した太巻き祭りずしを切ってみると、桃の花の文様がきれいに出来上がり、笑顔があふれました。更にそれを食べてみて、各班で「おいしい」との声があがりました。最後に杉崎講師から、太巻き祭りずしは、作って楽しい、見てきれい、食べておいしい、文様を考えて楽しいおすしである、との説明を受けて授業を終了しました。