2024年7月8日、足立区立五反野保育園2クラス(4歳児・5歳児)において、「一汁三菜 日々の配膳とマナーを知ろう!」をテーマに、和食会議会員 食空間コーディネーター資格認定講師・食卓文化研究家 長尾典子様が講師となり、出前授業を行いました。
最初に、「和食」って何だろう?から始まり、日本ならではの米・野菜・魚など多様な食材、「旬」の大切さを伝えました。「一汁三菜」を分かりやすい言葉で説明し、子どもたちは配膳と箸の置き方、食べる時の姿勢や食べる順番を学びました。
紙芝居を使い、「和食」には様々な人たちが関わっていること、「いただきます」「ごちそうさま」は作ってくれた人たちへの感謝の気持ちを表すことばであることをお話しました。その後、子どもたち一人一人が机の上で、ご飯茶碗、汁椀、皿、お箸を正しく並べ、またお箸の持ち方を学びました。その様子はとてもいきいきとして、満足気でした。
最後に「楽しく・おいしく・みんなで食べようね」をメッセージとし、全員でよい姿勢でご挨拶し、出前授業は終了いたしました。
「和食離れ」と言われている昨今、子どもたちが、幼児期から和食文化の正しい知識に触れるよいきっかけになったと感じます。先生方も含め、この日学んだことが多くの人たちに伝わっていくことを願います。
最後に準備から当日の運営にご協力いただきました、足立区立五反野保育園の皆様に御礼申し上げます。