足立区栗原小学校 出前授業報告

 2024年6月7日、足立区栗原小学校2年生2クラスにおいて、「一汁三菜 日々の配膳とマナーを知ろう!」をテーマに、和食会議会員 食空間コーディネーター資格認定講師・食卓文化研究家 長尾典子様が講師となり、出前授業を行いました。
 最初に「和食」って何だろうという質問から始まり、和食の基本型である「一汁三菜」を分かりやすく説明し、子どもたちは配膳、食べ方、食べる順番を学びました。また、箸と器の扱い方について教わりました。箸の正しい持ち方を学んだ子どもたちは、和食に対する新たな発見ができたような新鮮な面持ちでした。
 講義の後、実技として一人一人が折り紙を使って箸置きを作りました。机の上で、ご飯茶碗、汁椀、手作りの箸置きにお箸を並べ、その様子はとても楽しそうで満足気でした。
 最後に食事の時の大切な挨拶「いただきます」「ごちそうさま」を、皆で姿勢を正して大きな声で唱和し、出前授業は終了いたしました。
 「和食離れ」と言われている昨今、子どもたちが和食文化の正しい知識を身に付け、保護者の皆様と共に、ご家庭で実践するためのとてもよいきっかけになったと思います。
 そして、子どもたちへのメッセージ「いっしょに、食べよう。たのしく・おいしく・こころもからだもよろこぶ。元気になる。」が、多くのご家庭に浸透していくことを願ってやみません。
 最後に準備から当日の運営にご協力いただきました、足立区栗原小学校の赤石あゆみ先生に御礼申し上げます。