調査・研究部会「五節供に関する小研究会」開催報告

 2022年1月30日調査・研究部会小研究会をZoomにて開催しました。
参加者は、講師も入れて、22名でした。
 今回のテーマは「五節供に関する小研究会」でした。2018年度から継続して研究しているテーマの継続報告になります。
 まず初めに、中澤部会長より、開会の挨拶と小研究会の趣旨説明がありました。
 その後、調査・研究部会幹事 露久保美夏先生より「五節供における食の認知と
摂取経験に関するアンケート調査」をテーマに発表がありました。
現代人の五節供に関連する食の認知度や経験についての調査の途中報告が内容でした。
現在のところ大学生を中心に365件の回答があり、今後アンケート調査を拡大していきたいとのことでした。
 次に調査・研究部会会員 深澤律子先生より「宮城県内大手スーパーマーケットが行事食の保護継承に果たす役割を考える-コロナ禍での広告と店頭情報の変化-」をテーマに発表がありました。
行事食のリーフレットを作成し、宮城県内のイオンリテール、ウジエスーパーの店頭にて配布し、それがチラシや店頭陳列に連動した事例が報告されました。
 その後、グループセッションを経て、全体での意見交換と質疑応答を行いました。
意見交換では、各地の行事食の特徴や各自の研究テーマについて意見が活発に出されました。