アスジャ・インターナショナル事業「日本文化体験」に和食会議が協力

 アスジャ・インターナショナル ASJA(Asia Japan Alumni)International は、文部科学省国費留学生のうちアセアン10か国からの留学生を対象に交流事業を行っている団体です。本年度の事業として和食をテーマとした「日本文化体験」を実施するにあたり、和食会議に協力の要請がありました。
 2月15日(土)14:00~17:00、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ミヤンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス、ブルネイの10か国、31名のアスジャ生(主に大学院生)が参加、市ヶ谷の江上料理学院を会場に、田島専務理事が講師となりセミナーを行いました。
 第一部は、日本人の伝統的な食文化「和食」とは何か?と題して、伝統的な日本料理、郷土料理、行事食、折衷料理等に加え「和食」の4つの特徴などを挙げ、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」を分りやすく解説しました。

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 第二部は、「和食の要~だしの実習~」と題して、本格的なお吸い物作りです。田島講師のデモンストレーションに続き、6班に分かれて、昆布と鰹節の合わせだしをひき、豆腐に三つ葉と柚子を添えたお吸い物を作りました。皆さん、調理実習を楽しんでいただき、和食の味わいを感じていただけたと思います。
和食会議にとっても、将来それぞれの国でリーダーとなり、和食文化の魅力を伝えいってくれるキーパーソンを対象とした大変有意義な取り組みになりました。

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