12月26日(水)、江戸川区立船堀第二小学校(東京都江戸川区)において、親子で「おせち料理」にチャレンジする「親子deクッキング」が開催されました(協力:農林水産省和食室、三信化工、和食会議)。
江戸川区内では昨年に続き2回目の開催となりましたが、今回は参加希望者が多く、午前と午後の2部制となりました。
授業の初めに和食会議の鈴木常務理事より、和食の基本となる「だし」について児童にもわかりやすく説明がありました。「だし」をとるための食材やその特徴について話しを聞いた後は、昆布とかつお節の合わせだしを使用したお吸い物を味わい、そのうま味を体感しました。
また、農林水産省和食室の妹尾課長補佐、三信化工の大塩氏より「和食と行事食、和食器の文様にこめられた意味合い」等について話しがありました。
今日の献立は、小松菜のお雑煮・のしどり・手作り伊達巻・茶巾栗きんとん・フルーツなます・田作りです。
学校栄養教諭の高橋先生から作り方の説明を受け、各班ごとに調理が始まりました。
今回の「おせち料理」では、親が中心となり調理を進めましたが、児童らも使用する食材を切ったり、お皿に盛り付けたりと親子で協力し合いながらおせち料理を完成しました。
昨今は、「おせち料理」は購入するものといわれる中で、気持ちのこもった手作りの「おせち料理」を経験することができ、大変貴重な時間となりました。
完成した後は、全員でおせち料理を頂きました。その出来栄えと味わいに参加者全員から笑みがこぼれました。