12月1日(土)、坂東市立神大実小学校において、和食会議会員による2つの出前授業が開催されました。
5年生対象の「味噌の基礎知識と即席みそ汁体験教室」の講師は、トランタンネットワーク新聞社の藤本氏です。3年生対象の「おいしいお茶のいれ方教室」の講師は、株式会社伊藤園の阿部氏です。
5年生の授業では、初めに味噌全般の知識の座学、そして実際に即席みそ汁のみそ丸を作る体験授業が行われました。即席みそ汁は、味噌、だし、具材を使用してそのレシピは無限大です。みそ丸が完成したときには、児童たちからは満足気な様子が感じられ大変喜んでいました。
3年生の授業では、急須を使用したお茶のいれ方の基本を学びました。坂東市は、古くから「猿島茶」の栽培がされており、販売もされています。当日の授業では、地元の「猿島茶」と「静岡と鹿児島のブレンド茶」の2種類が準備され、講師の説明を受けながら急須を使って、それぞれのお茶の味を確認しました。急須を使用したおいしいお茶のいれ方の基本を学ぶだけでなく、お湯の温度や水で入れた時の味の違いを確認しました。
当日の神大実小学校では、各学年で体験授業が実施され、和食会議では、会員の協力による2つの出前授業を通じて次世代に向けた和食の普及・啓発に繋がりました。