5月10日(木)、国際医療福祉大学成田キャンパス(千葉県成田市)にて、看護学部及び保健医療学部の学生約30名を対象に、「和食」に関する90分の特別講義を実施しました。
一昨年より3回目となるこの講座、本年は内容を2部制とし、前半60分は座学、後半30分をデモンストレーションを交えた体験学習の場としました。
前半の講義は鈴木常務理事が担当、「和食」を取り巻く環境として、海外で注目を集める「和食」と国内で薄れつつある和食文化について、統計資料等を示しながら触れ、また、食事や料理としての、いわゆる和食を整理した後、ユネスコに登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」について詳しく解説し、和食文化の保護・継承の重要性を訴えました。
後半は田島専務理事が担当し、和食の要である「だし」材料の昆布や鰹節、そして水の説明の後、実際にだしを引いて吸い地を作り、聴講した学生に「うま味」を体感してもらいました。
学生の皆さんから、驚きの表情と共に「おいしいー!」との声が上がり、吸い地のおかわりが続きました。
座学+体験で、学生の皆さんにとって印象に残る講座となったようです。茶園先生、学生課の皆さんのご協力に感謝いたします。