昨年2月京都菊乃井本店様で、菊乃井大女将村田英子さんによる「京のおばんざい研修会」-京都の日常の和食を通して和食文化の神髄に迫る-を開催致しました。
今回、第2弾として、つきぢ田村様にお世話になり、つきぢ田村「女将の手料理研修会」~料理屋の主人が『美味しい!』と言った女将の味~を技・知恵部会と調査・研究部会の共催にて2018年2月13日(月)に開催致しました。
地域特有の良さを伝えていきたいと考え、東西の違いを知る意味も込めて西で言う「おばんざい」である東の和食の日常料理「手料理」を、つきぢ田村の女将である田村文子さんの手料理を通して、味わって頂きたいとの思いから企画を致しました。
まずは、ご主人田村隆さんと文子女将との軽妙なやり取りを交えて、今回の「手料理」の献立と、それにまつわるお話を堪能させて頂きました。参加された皆さんからは、笑い声も絶えず、楽しく、時間を忘れたとの言葉を頂きました。
その後、昼食を兼ねた試食は、大変おいしく頂きました。献立は、一つひとつ思いがあり、決められるまでの検討やご準備のご苦労が感じられ、感謝の思いとつきぢ田村様の誠実さや、料理に対する熱意を感じました。参加者一同感銘を受けました。
お陰様で、皆、東の日常料理「手料理」について理解を深めることができ、和食に対する意識も一段と高まりました。
最後に、献立を決めるあたり、お二人で、今回のために仲良く考えられたと聞いております。田村様ご夫妻の一層の夫婦円満に、今回の企画は、貢献できたのではないかと、事務局は思っております。
本当に、つきぢ田村様、素晴らしい時間と「手料理」をありがとうございました。