1月25日(木)神奈川県横浜市の権太坂小学校5年1組の総合学習の授業において、「だしって何?」の題目で出前授業(講師:和食会議 鈴木常務理事)を実施しました。
授業の前半は、「自然の尊重」を基本とした和食文化の特徴について子どもたちとコミュニケーションをとりながら授業を進めました。
特徴のひとつである「自然の美しさや季節の変化」については、和菓子や日本茶の話を加えながら、和菓子そのものが季節を感じさせることや、日本茶が心を癒す食材であることを伝えました。
後半では、和食の基本といわれる「だし」について話し、実際にだしの食材の外観を目で見て、手に取り確認しました。更に事前に準備した、「昆布だし」、「かつお節だし」のそれぞれの香り、色、味を確認し、その後2つの「だし」を合わせた、「合わせだし」を味わいながら「だし」のうま味を体験しました。
子どもたちからは、「おいしい」との声が上がりました。
最後に、食を通じて人に感謝することの大切さを伝え、今日の授業をきっかけに和食に少しでも興味を持ってもらえることを願い授業を終了しました。