和食会議会員のNPO法人食育体験教室・コラボ(代表 飯島美香様)は、9月16日(土)に長野市立鍋屋田小学校で、「だしで味わう和食の日」企画に先行参加する形の出前授業を行いました。
学校、保護者役員の方と事前に打ち合わせて、授業参観日に合わせ3年生を対象に「親子レクリエーション」として実施しました。
当日7時30分よりスタッフ、保護者役員で準備を開始、9時40分から11時40分までの2時限を使って先生と生徒30名、保護者30名が楽しくにぎやかに「和食」について勉強しました。
田川校長、教育委員会事務局の本間様にも参観いただきました。
トップバッターは善光寺表参道で江戸時代から続く能登重鰹節店の女将さん石坂晶子様によるだしのお話です。
鰹節や煮干しを使っただし引きの実演、だしの飲み比べクイズ、鰹節削りの実演と体験など盛りだくさんの内容で、だしが立体的に実感できる内容でした。
休み時間を挟んで、コラボの河野ます美様が、「和食」、一汁三菜、箸の使い方のお話をしました。
3年生には少し難しい内容でしたが、手作りの教材を使い、ポイントを押さえて子どもたちを惹きつけました。
子どもたちも、チームの友達やお父さんお母さんと相談したりしながら、はきはきと答えていました。
最後は飯島様による、みそ汁試飲と「みそボールちゃん」のワークショップです。
それぞれが自分の好みの天然だしを選んでみそ汁をつくり、味わいました。続いて、みそと昆布やシイタケ、麩などを使って「みそボールちゃん」をつくりました。子どもたちはお団子に丸めるのが大好きです。
子ども達とお父さんお母さんが、一緒に学び楽しんだ、すばらしい集いとなりました。
NPO法人食育体験教室・コラボは、「だしで味わう和食の日」企画に参加し、この後11月20日に長野市立信里小学校、11月24日に小布施町立栗ケ丘小学校で食育体験教室を行います。その他、11月11日(土)には和食会議会員の長野県味噌工業協同組合連合会と共催で「みそフェスタ2017in善光寺」を善光寺大勧進で開催します。