平成27年7月26日猛暑の中、東京市ヶ谷の東京家政学院大学にて140名以上のご参加をいただき開催いたしました。

冒頭、江原絢子部会長から部会の活動内容や今回の趣旨、更には11月24日の全国の小学校を対象とした和食給食実施の企画「だしで味わう和食の日」への参加呼びかけも行いました。

次に本法人の理事であり、今後の予定として、外部との情報交換を担う「全国「和食」連絡会議」の議長をお願いしている、服部幸應様からもご挨拶の中で「日本の家庭の食事が危機に瀕している」との問題提起いただき、会場から大きなご反応をいただいた後、講演会が始まりました。

一人目の講師は、梅花女子大学食文化学部講師 東四柳祥子(ひがしよつやなぎしょうこ)様で、今年27年1月に農林水産省「和食の保護・継承に向けた検討会」の委員としてフランス・スペインの保護・継承状況を調査する現地ヒアリングに同行された経験から「ユネスコ無形文化遺産に登録された食文化の保護・継承活動 ~フランス・スペインの事例から~」と題して膨大な量の事例をご紹介いただきました。

二人目は、長野県短期大学生活科学科教授の中澤弥子(なかざわひろこ)様で、文化庁の「文化交流使」として2カ月間食文化を通した活動をされた経験から、「ヨーロッパ7か国での日本の食文化を介した文化交流 ~平成26年度文化庁文化交流使の活動から~」と題して豊富な写真資料を交えてビジュアルに訴える講演をいただきました。

事後のアンケートでは、「参加してよかった」が81%、「わかりやすかった」が86%と大変好評で、「今後取り上げてほしいテーマ」としては、「和食の理想と現在の実態調査結果、世界のトレンド、食文化の相関関係、科学的なデータ、食品ロス、海外の情報を活用した日本における提言」など大きな期待を寄せるご意見を頂戴しました。

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当日の配布資料は下記にPDFデータで公開しております。ぜひご覧ください。

梅花女子大学食文化学部講師 東四柳祥子氏
「ユネスコ無形文化遺産に登録された食文化の保護・継承活動 ~フランス・スペインの事例から~」

長野県短期大学生活科学科教授 中澤弥子氏
「ヨーロッパ7か国での日本の食文化を介した文化交流 ~平成26年度文化庁文化交流使の活動から~」