一般社団法人和食文化国民会議の発足にあたって、会長として一言ご挨拶を申しあげます。
平成25年12月のユネスコ無形文化遺産に「和食―日本人の伝統的な食文化」が登録されて以来、農林水産省の協力も得てその保護・継承を推進してまいりました。この度、従来の任意団体という組織を改め、より公的責任を負うべく法人化を果たしました。国内における唯一オフィシャルに認定された団体として、無形文化遺産条約の精神に沿った保護・継承への助言活動も行なってまいります。

今、国の内外で和食に対する注目度は多いに高まっています。ミラノ万博で食がテーマとなり、平成32年の東京オリンピックでは海外から和食を食べにさらに多くのお客様がみえましょう。こうした中で、われわれ自身が和食の中核となるところをしっかりと自覚し、誇りをもって和食文化を推進する必要があります。

和食文化国民会議は、企業、団体、個人合せて185以上の会員にお集まり頂き、三つの部会をもってスタートします。それぞれの事業計画もご覧頂き、さらに多くの新会員をお誘い下さるようお願いいたします。面白く、そして実のある活動を地道にしっかりと進めながら、「和食文化は大切だ」とお考えの全国のみなさまとともに志を一つにして、和食文化を守り、伝え、発展させてゆこうではありませんか。どうぞよろしくお願いいたします。

平成27年4月1日

一般社団法人和食文化国民会議
会長 熊倉 功夫