和食を引き立てる根来(ネゴロ)の漆器 大藏達雄展

※当イベントは終了しました

会員による展示会のお知らせです。

「器は料理の着物である」は、北大路魯山人の言葉ですが、映りの良い器に盛れば和食の味わいはより一層深まります。すそ野の広い「和食」文化ですが、その保護.継承に役立つよう、創意工夫のある和食器作りを目指しています。

この展示会では、主に根来(ネゴロ)の漆食器をお見せします。根来は鮮やかな赤色とともに扱いやすい大らかさが魅力です。お椀.お盆.鉢.茶托などを並べますが、例えばお椀一つとっても、ふた付きの大ぶりの椀、形が面白い天目型の椀、軽やかに小さな椀などがあり、なかなか個性豊かです。

そして、このお椀にはあんな汁物が合いそうだなど想像しながら見てもらうと、興味深く楽しいのではないでしょうか? 料理と器の奏でるハーモニーは、「和食文化」の醍醐味の一つかもしれません。

会場で、和食器の多様な面白さを、ぜひ再発見してもらえればと思います。

《 大藏達雄展 》

開催日:2014年5月9日(金)~18日(日) 
AM11:00~PM7:00 *最終日はPM4:00閉廊
会場:ギャラリー佐野  
静岡市葵区柚木町8-1 ゆずの木ビル1F   054-652-3210

仕事について詳しくは、HP http://tunaroh.heteml.jp/

根来のお椀など(展示会イメージ)

根来のお椀など(展示会イメージ)

根来ヘギ目箱

根来ヘギ目箱

根来片口(真)

根来片口(真)