11月24日和食の日、「「和食」文化の魅力 再発見イベント『和食;日本人の伝統的な食文化』の魅力」の第2部として開催された「日本全国こども郷土料理サミット」。
これは全国の小学校高学年の子どもたちを対象とし、それぞれのふるさとや家庭の郷土料理について子どもたち自身が調査、作成したレポートを発表するというもので、農林水産省が主催、共催は読売新聞社とNHKインターナショナル、「和食」文化の保護・継承 国民会議とNPO法人日本料理アカデミーの協力により開催されたものです。
司会に後藤 繁榮氏(NHK放送研修センター)、和食プレゼンターに羽田 美智子氏、審査員に熊倉 功夫氏(静岡文化芸術大学学長)、村田 吉弘氏(菊乃井代表取締役)、向笠 千恵子氏(フードジャーナリスト)、清 絢氏(郷土料理研究家)、ゲスト審査員にグッチ裕三氏(タレント)をお迎えし、子どもたちの元気なレポートが発表されていきました。
それぞれの土地の地域的な条件や気候風土を背景とし、先人の創意工夫のもと生まれた郷土料理は、時を越え、その土地の誇りとして伝えられてきました。
子どもたちにとって、自分の地域を調査し発表としてまとめていくことはもちろん、他の地域の発表を聞き、日本各地の郷土食文化に触れる、知識を広げていく良い機会となっていったように思います。またそれを聞く大人たちも、郷土料理・郷土食文化の魅力を再認識している様子でした。
厳正な審査の結果、総合グランプリに丁寧な調査が素晴らしかった赤祖父 ゆず香さん、審査員賞に星 美咲さん、さらに仲間 英さん、中尾 清敏さん、井上 紘志さん、齋藤 健さん、石倉 美佳子さん、山口 七実さん、高木 楓夏さんも受賞に輝き、全国の小学生たちの堂々とした発表に、会場の父母席からも賞賛の拍手が贈られました。
◎総合グランプリ(1名)
赤祖父 ゆず香
◎審査員賞(1名)
星 美咲
◎郷土愛賞(1名)
仲間 英
◎表現力賞(1名)
中尾 清敏
◎構成力賞(1名)
井上 紘志
◎調査力賞(1名)
赤祖父 ゆず香
◎郷土料理応援賞(4名)
齋藤 健
石倉 美佳子
山口 七実
高木 楓夏