2月6日に、千葉県の印旛地区教育研究会学校給食研究部・印旛地区学校栄養士会の研修会にて講演を行いました。東洋大学食環境科学部食環境科学科准教授で和食会議、調査・研究部会幹事の露久保美夏氏が講師を担当し、栄養教諭・学校栄養職員65名を対象に実施しました。
【「和食」って何だろう?】をテーマに、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」についてお伝えしました。子どもたちが和食をより身近に感じられる情報を提供し、先生方の献立作りや食育活動に活かしていただくことが目的です。
「和食」の特徴として、多様な食材や調理技術が用いられること、米を中心とした献立と栄養バランス、だし食材の原料などに関してお伝えしました。また、食文化の地域性についても触れました。雑煮は地域によって餅の形、味噌や具材などが異なることを知り、自分にとって当たり前だった食習慣には多様性があることを改めて認識し、先生方は興味深く受講していました。
だしの話をした際には、昆布と鰹節の合わせだしを実際に飲んでいただき、立ち上がる香りを感じながら味わい体験を行いました。また、味噌を湯に溶いたものと煮干しだしに溶いたものを飲み比べたり、煮干しを部位ごとに分けてそれぞれ味わったりしながら、見た目や香り、口に含んだ時に感じたことなどを自分の言葉で表現し、お互いに共有しました。
その後、子どもたちへの食育のアプローチ事例を紹介しました。過去に実施した、だしの授業について、実際の子どもたちの声や反応を多数共有し、効果的な手法を学ぶことができました。
今回の講演会を受講していただき、和食文化の伝承について改めて考えるきっかけにつながればと思います。そして先生方を通じ、「和食」の魅力が子どもたちに、そして保護者の皆様まで伝わっていくことを願います。
最後に、今回の企画・準備から当日の運営をサポートいただきました、印旛地区の学校給食研究部、学校栄養士会の役員及び会員の皆様に御礼申し上げます。






