福島県郡山市立谷田川小学校 出前授業 実施報告

 7月11日に、福島県郡山市立谷田川小学校にて出前授業を行いました。事務局の稲田が講師を担当しました。5年生5名、6年生9名の14名を対象とし、3校時・4校時を通して実施しました。

 【「和食」を知る】をテーマに、海外での和食の人気の高さ、国内で和食の継承が難しくなっている状況や、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」の特徴について、さまざまな食材や食器、調理技術が用いられること、郷土料理や行事食の習慣、だしの原料となる食材などに関して話しました。また、「和食」を取り巻く環境について、調査データにもとづく数字やグラフを用いて説明し、児童たちは興味深く聴いていました。
 だしの話の際には、3グループに分かれて、昆布だし、鰹だし、合わせだしを児童それぞれが引き、3種類のだしの立ち上る香りを感じながら味わう体験を行いました。最後に飲んだ、鰹と昆布の合わせだしのおいしさに歓声があがり、だしのうま味の相乗効果を実感することができました。
 最後に、今回の企画・準備から当日の運営をサポートいただきました、福島県郡山市立谷田川小学校の吉田先生、山下校長先生をはじめ、職員の皆様に御礼申し上げます。