2025年11月26日（水）に福井県敦賀市第二さみどり幼稚園にて株式会社奥井海生堂様により、出前授業を実施しました。
以下、株式会社奥井海生堂様からのご報告です。
11月26日（水曜日）、弊社の所在地、敦賀市の「第二さみどり幼稚園」で、和食の日の出前授業を昨年同様開催しました。ここでの開催は今年で８年目を迎え、毎年好評の為、徳本園長より是非にとお声がけをいただき開催させて頂いています。
当日は年長組の２クラス、総勢60名の園児が参加。午前中最後の授業を10時50分から開催。終了後、昆布とかつお節の合わせだしや昆布加工品、とろろ昆布を使った昼食をいただく段取りで開催。昆布の勉強後の昼食にも、毎年大変興味を持って頂き美味しく「だしで味わう昼食」を楽しんで頂いています。
まず、昆布の４大銘柄「利尻昆布」、「羅臼昆布」、「日高昆布」、「山出し昆布」の説明と昆布を手に持って頂いてそれぞれの特徴を知って頂く事から始めました。大きな、長い昆布を見るのが初めての園児も多く、各クラスごとに入れ替わり展示ブースで説明をしました。
次に昆布に関わるクイズをしました。昆布からできる製品や、収穫時期、昆布の味覚等についての質問に答えて頂きました。
続いて昆布だしの試飲を全員にしていただき、初めて味わう園児も多く、興味津々でした。美味しかったかどうかと園児に手を挙げて、それぞれの感想を話していただきました。その後にかつお節を合わせた懐石だしを簡単に作る手順を説明しながら、その作業を皆さんに見て頂き、ひと手間で味がすっかり変わる「だしマジック」を体験していただきました。順番にだしをひき、かつお節を合わせる手順を説明しながらの体験と試飲をしていただきました。さっきの昆布だしの時とは違って、味わいが美味しくなったと大好評でした。昆布だしだけの「うま味」は、園児には少し難しかったようで、合わせだしが大好評でした。多くの園児からいろいろな感想を言っていただき、試飲タイムは大いに盛り上がりました。
授業の最後は、例年通り山出し昆布の種類の中でも10メーターもの長さに成長する「本場折れ昆布」という長い昆布を持ち上げて記念撮影をクラスごとに開催。初めて見る大きくて長い昆布に歓声を上げながら全員の撮影が終わり、園長先生や担当の先生方からも喜ばれ、来年の開催も是非にとご依頼いただきました。
園児には今日の昆布のお話を是非お家で、家族に伝えてくださいとお願いし、今年の「和食の日」のイベントを締めくくりました。
