「第20回食育推進全国大会in TOKUSHIMA」出展報告

 6月7日(土)・8日(日)の2日間、徳島県にて食育推進全国大会が開催されました。会場の「アスティとくしま」における来場者数は、目標の20,000名を上回る2日間で、のべ約24,000名と盛況な食育イベントとなりました。
 当団体も、本格的なだしの引き方をブースで実演し、利尻昆布と鰹本枯れ節を使用した本物の「合わせだし」ならではの「うま味」を多くの方に体感していただきました。子どもから大人まで異口同音に“おいしい”“ほっとする味わい”とご評価をいただきました。また、「だしの引き方」や「減塩」に対する関心が非常に高く、和食レシピ等を掲載したリーフレットを積極的に配布することで多くの来場者に喜んでいただきました。本活動を通じ、和食文化に興味を持っていただくきっかけづくりになったと同時に、「家庭での実践」における課題の解消へ向けた取組や、和食による「健康的な食生活」を周知することの必要性をあらためて実感いたしました。
 学校関係者や管理栄養士、保健所担当者等といった方々も多く来場される一方、ステージでは農林水産省を始めとする国政関係者の皆様から「大人の食育」の重要性が強く語られておりました。和食文化のユネスコ無形文化遺産登録から11年が経ち、未来へ向けて食育の対象者を広げていくことは、今後の取組における課題の一つであると改めて認識しました。

【食育推進全国大会inTOKUSHIMA(アスティとくしま:6月7・8日)】

 最後に、昨年まで復興大臣を務められた土屋品子衆議院議員が、また食育活動にご尽力を賜っている山東昭子参議院議員が当ブースを視察され、激励をいただきましたことをご報告いたします。