2024年9月20日、小平市立第十小学校で、「料理人による出前授業」を実施しました。
対象は、5年1組・30名 2組・30名 3組・29名 4組・30名の計119名でした。
講師は、服部栄養専門学校の西澤辰男先生です。
以下は、西澤先生からの実施報告です。
授業内容
和食が無形文化遺産になって10年目の節目の年に和食・日本食を学びました。
家庭料理、一汁三菜、一汁二菜、郷土料理、節供料理、食材の大切さ、命を頂くことの尊さと、『いただきます』『ご馳走様でした』の意味を考えました。
地産地消、フードマイレージとの繋がりについても学びました。
出汁について、旨味について、昆布と鰹節の相乗効果についても学習し、最後に昆布出汁の試飲、昆布と鰹節の混合出汁の試飲、吸い地の試飲を実施しました。
授業後感想
初めての小学校での和食の授業をやらせて頂いて、とても楽しく有意義な時間となりました。
ありがとうございました。
小平第十小学校の五年生の児童は、どのクラスも礼儀正しく、元気で素晴らしい子供たちでした。
電話にて授業前に家庭科の古賀先生と打ち合わせをさせて頂いていたので、連携して授業が出来、家庭科・社会科の授業とも繋がっていたので、身近に感じていたのか、手を挙げての発言・質問も多く45分の授業が早く感じられました。
今回の授業で食・和食・出汁を通して、子供たちとキャッチボールが出来、生きる大切さ、食の大切さ、挨拶の大切さを考える良いきっかけになってくれたらなと思いました。
今後、1日3回の食事を大切にして、感謝を持って楽しく食事をとってもらえればと思います。
素晴らしい食文化を伝え継承していってもらうことが伝えられたかどうかわかりませんが、一人でも多く食に関心を持ち、食に対する意識が芽生えてくれたと信じたいです。
楽しい時間をありがとうございました。
引き続き、宜しくお願い致します。