5月31日、第一学院高等学校熊本キャンパスで出前授業を行いました。東洋大学食環境科学部食環境科学科准教授で和食会議、調査・研究部会幹事の露久保美夏氏が講師となり実施しました。
【「和食」と「だし」】をテーマに、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」の特徴について、多様な食材や調理技術が用いられること、米を中心とした献立構成と栄養バランス、だし食材の原料などに関して触れました。だしの話をした際には、昆布と鰹節の合わせだしを目の前でひき、立ち上る香りを感じながら味わい体験を行いました。また、味噌を湯に溶いたものと煮干しだしに溶いたものを飲み比べたり、煮干しを部位ごとに分けてそれぞれ味わったりしながら、見た目や香り、口に含んだ時に感じたことなどを多くの言葉で表現しながらお互いに共有しました。
今回の授業により、和食文化に対する関心が高まることを期待いたします。最後に、今回企画・準備から当日の運営をサポートいただきました、第一学院高等学校熊本キャンパスの職員の皆様に御礼申し上げます。