「第19回 食育推進全国大会inおおさか」出展報告

 6月1日(土)・2日(日)の2日間、大阪南港ATCホールで食育推進全国大会が開催されました。来場者数は、目標の25,000名を上回る2日間でのべ約30,000名(1日:約13,000名、2日:約17,000名)と盛況な食育イベントとなりました。
 当団体も、本格的なだしの引き方をブースで実演し、利尻昆布と鰹本枯れ節を使用した本物の「合わせだし」ならではの「うま味」を多くの方に体感していただきました。子どもから大人まで異口同音に“おいしい”“ほっとする味わい”とご評価をいただきました。一方、「手間がかかる」「だし殻の活用法を知りたい」などといったご意見を頂戴しました。本活動を通じ、「和食」・和食文化に興味を持つきっかけづくりになったと同時に、「家庭での実践」における課題の解消へ向けた取組の必要性をあらためて実感いたしました。
 また、学校関係者や管理栄養士、企業の福利厚生担当者等といった方々も多く来場され、食育の大切さとともに「和食と健康」に対する関心の高まりを感じました。昨年、和食文化のユネスコ登録10周年を迎え、次の10年へ向けて食育の対象者を広げていくことは、今後の取組における課題の一つであると認識しました。

 最後に、来年の大阪万博に向けた関連ブースが多く展開される中で土屋品子復興大臣が、また食育活動にご尽力を賜っている山東昭子参議院議員が当ブースを視察され、激励をいただきましたことをご報告いたします。