2024年6月5日(水)尼崎市立立花南小学校で料理人による出前授業を実施しました。
講師は、神戸国際調理製菓専門学校の石髙晃二先生です。
6年生3クラス97名に対して授業を行いました。
以下は、講師からの授業についての報告です。
授業の前半は、パワーポイントの資料を使って、和食とは何か、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」とは、和食の特徴について、解説しました。
授業の後半は、5品目の素材にだしで下味を加えた白和えを彩りの良い和え方と盛り付けを児童と一緒に行いました。
だしで下味を加えたものと、湯掻いただけのほうれん草の食べ比べも実施しました。また、だしの引き方の実演とだしと吸い地の試飲を行いました。
6年生が対象だったため、質問形式で授業を行い、積極的に掛け合いもでき、楽しく授業を進めることができました。
授業の終わりに児童から、「和食の印象が変わった」「昆布のだしに鰹節を入れたらすごく味が良くなった」「盛り付けの工夫で見た目がすごく良くなった」等の声があがり、やりがいを感じました。
環境や水資源の大切さを教え、この子供たちが次世代まで和食文化を引き継ぐ約束をして授業を終えました。子ども達が考える和食や食について私自身も再認識できた良い機会となりました。今後も食事の挨拶やマナーについて引き続き伝承できればと思いました。
今回の出前授業を通じて私自身、伝える大切さを学ぶことができました。