11月6日、横浜市立都筑小学校で5年生3クラスを対象に出前授業を行いました。事務局の横田が講師となり、大山がだしの試飲を担当しました。45分の授業は、前半は和食って何だろうという問いかけから始め、ユネスコに登録された「和食」の特徴を学びました。後半は、「和食」の味わいの要となる「だし」のうま味について説明した後、昆布と鰹節の合わせだしを試飲して、香りや色、味わいを感じてもらいました。
子どもたちは積極的で、神奈川県の郷土料理や五節供・行事食の質問に、多くの手が挙がりました。後半の昆布と鰹節合わせだしの試飲では、香りを嗅ぎ、色を見た段階から、「美味しそう」という声が挙がり、その後、じっくりとだしのうま味を味わいました。試飲後には、「もっと飲みたい」「おかわりしたい」等の感想が多く聞かれ、皆、だしの美味しさに満足した様子でした。3クラス共に、元気で意識の高い5年生ばかりで、とても頼もしく、楽しい充実した授業となりました。
これから家庭科の授業で、煮干のだし入り味噌汁の調理実習があるとのことですが、頼もしい子どもたちが作った味噌汁は、きっと、味覚と記憶に残る美味しい味噌汁になることと思います。楽しみにしています。
最後に、今回の出前授業を企画から準備までご協力いただきました小木曽先生をはじめ都筑小学校教職員の皆様に、御礼申し上げます。