2023年3月15日(水)に、岐阜県羽島市の足近保育園の年長児2クラス39名を対象に「漬物教室」の出前教室を実施いたしました。
講師は、東海漬物株式会社の社員が務め、1クラスずつ前半・後半に分かれて行いました。教室では、最初に同社商品の「きゅうりのキューちゃん」、「梅かつお味たくあん」、「かつお梅干」を見せて、漬物の名前当てクイズ、それぞれの漬物が何の野菜や果実でできているかクイズを行いました。足近保育園では、園舎隣の畑で普段から野菜の収穫体験などをしているため、野菜の種類に詳しい園児が多くいました。
その後、幼児向けの漬物絵本パンフレット「つけものなあに?」と「きゅうりのキューちゃんができるまで」リーフレットを教材に使用して、たくあん、梅干、きゅうりのキューちゃんがどのようにできるのか話をしました。そして、実際に3種類の漬物の試食をしました。漬物特有の香りに戸惑っている園児もいましたが、「おかわりがほしい」「おいしいから食べちゃった」とすぐに食べてしまう園児もおり、様々反応がありました。
教室後の給食では、担任の先生方に園児たちの漬物おにぎりを作っていただきました。白ごまをまぶしたご飯に「こつぶキューちゃん」や細かく刻んだ「かつお梅干」を具にして、漬物おにぎりを希望する園児だけ食べました。
今後もこのような活動を通じて、子どもたちに漬物を使った料理を作る楽しさやおいしさを感じてもらい、伝統食である『漬物』を伝えていきたいと思っております。