「だしで味わう和食の日」芸西小学校出前授業(11月26日)
一昨年、昨年に続き、芸西小学校で出前授業を行いました。講師は高知で伝統野菜の普及等の活動をしている和食会議会員の百田美知さん、土佐料理「司」高知本店の北村店長、伊藤総料理長です。2校時を使い、5年生17名を対象に行いました。
前半は百田さんが硬水と軟水の違いや、そこから硬水、軟水でとった昆布だしの飲み比べ、更に大豆や野菜を使った「だし」を味わってもらい、和食における水の重要性と和食の味の中心であるだしの味わいについて、学びました。
後半は、伊藤料理長が「司」の味噌汁を実演、その作り方で生徒たちが班ごとに味噌汁作りに取り組みました。だしは、あじじゃこ(鯵の煮干し)や昆布、鰹節などからとったものです。地元のもち米を使った味噌、具材も地元の名産ナスを使い、うす揚げを添えました。うす揚げによって味に深みが加わります。
班に分かれての実演は、それぞれが役割を分担して手際よく行いましたが、だしを濾すところは少し難しかったようでした。
授業の後、講師が各学年の席に入り、ランチルームで全校給食です。当番から「和食の日」についての発表がありました。
百田講師授業
「司」様 実演
生徒実習