技・知恵部会、調査・研究部会共催で、6月20日(水)・21日(木)の2日間、「福井の歴史と伝統技術の現場を巡る」をテーマに視察研修ツアーを開催致しました。
奥井技・知恵部会副部会長のお力添えにより、内容も充実しており応募も多く、募集枠を拡大して対応するほどでした。
「越前和紙・刃物・漆器・日本酒・昆布」といった伝統と技術のある生産現場の視察と体験を実施致しました。
また、福井の歴史を知るでは、大本山永平寺の法話と普通では見られない寺院内をご説明頂き、精進料理も堪能することができました。更に、福井の自然では、東尋坊も見学する等、内容に、時間が追いつかないものでした。
その中で、今回強く感じましたのは、この視察研修ツアーにご協力頂いた福井県の皆様の郷土に対する愛情と少しでも福井を知って、理解して頂こうとの、強い思いを感じました。笑顔も素晴らしくも印象に残っています。
福井県視察研修ツアーを通して、村田技・知恵部会長、大久保調査・研究部会長からの各事業計画の報告もあり、部会の動きも知る中で、和食文化の保護継承に向けての気持ちをひとつにする、良き機会となったと思います。
研修内容については、以下の通りです。
6月20日(水)
1.越前和紙会館/越前和紙の里(館内見学と手すき和紙の実演)
2.高村刃物製作所 (刃物制作現場見学と切れあじ体験)
3.越前漆器会館/漆の里会館(漆器の制作工程視察)
4.黒龍酒造㈱ (工場見学、ビデオ上映、試飲・味比べ体験)
5.懇親会 開花亭
6月21日(木)
1.東尋坊 (福井の自然鑑賞)
2.大本山永平寺(法話、寺院内説明、精進料理堪能)
3.㈱奥井海生堂(昆布製造・保管工程見学、会社説明、試飲・試食)