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「和食」のつぼ Vol.2
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長野のわさび田を見たことがあります。 清流とわさびの緑で清々しい気持ちになりました。 わさびの育つ環境がいつまでも続きますよう。
日本原産の野菜は、わずか20種類ほどのようです。 「わさび」もそのひとつ。英語でも「wasabi」 今月は、和食に欠かせない和のスパイスのお話です。
信州の伝統野菜「ねずみ大根」の辛い汁で食べる蕎麦の話が、鬼平犯科帳に出てきます。 現在も食べられている味、江戸時代からの味を試してみたいものです。
春に皇居のお濠土手に可憐な花の群生があるそう。 後に「江戸城濠大根」と名付けられたのです。 多摩川土手でも花を見ます。 ハマダイコン、花の絨毯が広がっています。
「今日は初物の鰹」「今が一番おいしい」「新たまねぎは今年最後」などと話しながら、家族や仲間と「旬」をいただきます。「旬」のものを未来も食べられるよう子どもたちにも伝えてゆきたいです。
10日という意味の「旬」。10日で若竹になってしまうことから、旬に竹冠で筍。 「旬」のものの美味しさを逃さずにいただきたいものです。
北斎の「神奈川沖浪裏」の押送船、初鰹を急いで運んでいるようです。はしり・さかり・なごり、と「旬」を分けているのは日本くらいなようです。 「旬」に敏感で大事にしてきたことが窺えます。
「身土不二(しんどふじ)とは、「食育」の提唱者「石塚左玄」の考え。人間の身体と土地は切り離せない関係にあるということ。旬のもの、その土地のものを食べることの大切さを教えてくれます。
さらす・放す・切る・割る、水を使う言葉。 色止め・湯むき・霜降り、水を使う手法。 水でひと手間。料理も一段階上がりそうです。
無味無臭な水ですが、色々な水を飲み比べてみると味の違いがあります。 美味しいと感じる水にはどんな秘密があるのでしょう。 水の専門家にお聞きします。
食品を輸入するということは、水資源の豊かな日本でも水を輸入しているということになるようです。 遠い国の干ばつや大雨もひとごとではありません。
「水の惑星」と呼ばれる地球ですが、人が利用しやすい水の量は、水全体の約0.01%でしかないようです。 今月からは、大切な水のお話です。
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