2023年6月14日(水)に会場参加とZoomにて「和食と健康」シンポジウムを開催しました。
今回のテーマは、「「お味噌」の魅力再発見 「お味噌」の恵みで健康に「賢い」食を考える」でした。
当日は、会場に約40名、Zoomに約100名の会員及び一般の方に参加いただきました。
初めに、佐藤健司京都大学教授から、「身にしみる味噌中ペプチド」と題して講演がありました。味噌の中に存在する各種ペプチド(タンパク質が分解されてアミノ酸となる前の段階の物質)が腸内細菌叢を正常にしたり、肥満を抑制したり、抗炎症の機能を持っているいることを解説いただきました。。
次に、黒田素央味の素㈱食品研究所理事より、「味噌汁・スープの肥満リスクとの関連」と題して講演がありました。味噌汁・スープの飲用と肥満には負相関の関係があり、エネルギー密度の低さが起因すると推測されるとの説明がありました。
講演後、コーデネータ―として和食会議調査・研究部会副部会長の的場輝佳先生に入っていただき、佐藤先生、黒田先生によるパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションでは、参加者からの質問も取り上げ、講演内容をより分かりやすく、掘り下げました。
講演の資料は、下記リンクからご覧いただけます。
https://washokujapan.jp/symposium_list/info-20230614/
また、講演の動画を下記に公開しました。
https://www.youtube.com/watch?v=YuUJlxGBStI
参考になさってください。