6月18・19日の2日間、愛知県国際展示場で食育推進全国大会が開催されました。3年振りのリアル開催で、来場者数は、目標の20,000名を上回る2日間でのべ23,515名(18日:8,479名、19日:15,036名)と盛況な食育イベントとなりました。
当団体も、家庭で簡単にできる本格的な吸い地の作り方をブースで実践し、昆布と鰹本枯れ節の合わせだし、うま味を多くの方に実感していただきました。お子様から大人まで異口同音に“おいしい”“ほっとする味わい”とご評価をいただきました。但し、課題として、従来からの声と同様に“時間がかかる”“素材の価格が高い”といったご意見も頂戴いたしました。
「和食文化」を大切にしていくこと、食の嗜好教育がとても重要であることは、多くの方にご理解をいただけました。今後は、「家庭での実践」に向け、健康性をベースに、“より手軽で簡単”、レシピ訴求強化とともに、だしをとった後の素材活用を含めたコストパフォーマンスについても説明を重ねていく必要性を感じました。
さらに、「和食」とSDGsの関係性についても「地産地消」を例に挙げながらの説明に、多くの方に共感をいただくことができました。
最後に、食育活動に以前よりご尽力を賜っている山東昭子参議院議長が当ブースを視察され、「和食」の保護・継承に激励をいただきましたことご報告いたします。